覆面7後書き

覆面作家企画、主催様を始め書き手さん、読み手さん。
参加された皆様お疲れ様でした&ありがとうございました!
私も皆様の作品をちらちら読んではいたのですが、感想を書く機会を完全に逸しました……。
まとめてとはなりますが、たくさんのお話を拝読できて衝撃や感銘を受けました。
これからの糧にしていきたいと思っています!

さて後書き。
今回は、相方だけでなくスミレさんも参加との事で少し趣向をこらしました。
もし3人が同じブロックになったら!という前提でふたりに似せる努力をしてみました。

まずは1回目からのテーマを全部話中に入れる。
そしてスミレさんフェイクとして、一人称にする。
あとは、普段自分の書かない話をって事でアンドロイドをだし、数字のフェイクを入れました。数字は見事に気づかれてしまいましたね(笑)
出来るだけ隠れられたらと思っていたのですが、さすが皆様名探偵!

この話、元は恋愛物の予定でした。
が、書いてるうちに出来なくなってしまったんですよね。
一話完結にしたかったという気持ちもあったのですが、そもそも恋愛してくれなかったんです。
主人公、何げなく頑固です(笑)
ぶっちゃけ恋愛物だとハッピーエンドにしたくなるのが私の性分なので、それが思い付かなかったのも一つの原因なのかなーとは思います。
ちなみに、今回アンドロイドが出てきた理由としては、ちょうど執筆時期にうた☆プリの藍ちゃんルートやってた影響ですね^^;
本当はもう少し人間味溢れた感じにしたかったんだけど、それだとアンドロイドの意味無いなぁって。
アンドロイドを出すなら意味のある使い方をしたかったのです。

この話に込めたのは、子どもは愛されるべき存在だということでしょうか?
人は皆、幸せになる為に生まれてきた。
そう思うのです。
今、保育園で仕事をしていて毎日の様にそれを痛感しています。

色んな家庭があって、色んな親子の絆があります。
毎日両親が揃ってる家庭。そうでない家庭。
色々あっていいんです。
ただ、忘れないで欲しいのは子どもが笑顔でいられる未来を常に選択して欲しいなぁと。
家事も仕事もストレスが溜まるでしょう。
自分の事で手一杯なのに子どもの事までって思う人もいるかもしれません。
でも、親になる事を選択したのは自分です。
子どもが自立するまではせめて、自分が選択した事の責任を全うして欲しいのです。
酒が飲みたいからと言って母乳をやめる。
自分が行きたいだけなのに「娘と一緒にお出かけ」と称して病み上がりの娘を連れて電車での遠出を繰り返す。
母親としてよりも、女であることを選んだ人。
そんな親を私は知っています。
だからこそ、せめてお話の中でくらい親に愛された子どもを書きたかった。

作り物だからこそ有り得る世界を、私は今後も作っていけたらなぁと。
そう、思うのです。

長くなりましたが、推理して下さった方、感想を下さった皆様。
本当にありがとうございました!!
凄く凄く嬉しかったですヽ(*´∀`)ノ